北区が主催する「北区ビジネスプランコンテスト」のファイナルイベントが12月10日、北とぴあ(北区王子1)飛鳥ホールで開催される。
同イベントは、北区が創業や新たな事業展開を検討している意欲ある起業家や中小企業者を発掘することを目指す起業家育成プロジェクトの一環で開く。
北区にゆかりのある「渋沢栄一翁の志を受け継ぐ」というメッセージを掲げ、区内で創業を目指す人を支援しており、起業入門セミナー、連続起業セミナー、起業家サロンなどを企画している同プロジェクト。今回のイベントでは、公開プレゼンテーションで「渋沢栄一の志を受け継ぐ」と思うビジネスプランに来場者が投票し、渋沢栄一賞を表彰する。
当日、公開プレゼンテーションを行うファイナリストは、書類審査とプレゼンテーション審査を勝ち抜いた6人。
6人のプランは、「文化財特化型管理配送倉庫でSDGs実現へ」「経絡フラメンコで楽しく元気なシニアライフ」「持続可能なコミュニティーをランドリーで。」「北区起業家コラボでミドル世代起業を活性化」「保護猫シェルターと元気になるごはんやさん」「北区発!エンジニアが魅力をもてる業界へ!」。この中から最優秀賞や特別協賛賞など6つの賞に加え、渋沢栄一賞が決まる。
主催の北区産業振興課の佐藤隆宏さんは「コンテストを勝ち抜いたプランは素晴らしいものばかり。勢いのある起業家から刺激を受けられるだけでなく、これからの北区の産業をつくっていく人を知ることで地元の再発見にもなるはず。どなたでも来場できるので、ぜひ会場へ」と呼びかける。
来場申し込みは12月2日まで。