飛鳥山公園(北区王子1)で7月30日、「SDGs体験MATSUR」開催される。主催は東京青年会議所北区委員会。「『食べる』『体験する』『買う』を通してSDGsについて学ぶ」をテーマに開く。
区内で事業を行う会社が中心に出店。「明壽庵(めいじゅあん)」、「江戸玉川屋」、「さくらピアス」は法政大学社会学部の学生と共同で開発した商品も販売する。ごみ収集車実演やワークショップ、ステージでのライブイベントなども行う。フードドライブの回収も実施。
同区委員会はSDGsへの関心の高まりを受けて、市民への認知向上や企業のSDGsの取り組みを推進する勉強会などを開いている。身近な店にもSDGsに取り組む会社があることや個人でできることが多くあることを広める目的で企画したという。
出店企業は前段階として、自社の取り組みの中でSDGsに貢献していることがあるか、新商品の開発にSDGsを取り入れることができないかなど勉強会を開いた。その中で学生とのコラボ企画も生まれたという。
委員長の朝吹英介さんは「今は授業でSDGsを扱うので若い世代こそ関心が高いように思う。そうした層から話を聞けたのは、それぞれの会社にとってもいい体験になったはず。目標17に『パートナーシップで目標を達成しよう』というのがあるが、学生とのコラボもその実行の一つになっているのでは」と話す。
朝吹さんは「SDGsを達成するために私たちができること、すでに実行していることがたくさんあることを知ってほしい。SDGsに取り組む企業の商品を購入することも、貢献の一つの形。会場にはたくさんのSDGs体験があるので、ぜひ楽しんでSDGsについて理解を深めてほしい」と来場を呼び掛かける。
会場は同園多目的広場。開催時間は9時30分~16時30分