赤羽駅で4月1日、子ども乗せ電動自動車専用駐輪場付き定額サブスクリプションサービス「CHARICO(チャリコ)」が始まった。
同サービスは、JR東日本都市開発が子育て世代を応援するサービスとして取り組むもので、駅近専用駐輪場と子育て世代の必需品である子ども乗せ電動自転車を定額でレンタルすることができる。
レンタル中は利用者自身で充電を行い、駅近専用駐輪場だけでなく、自宅に持ち帰り休日も利用することができる。
料金は、月額=7,700円~、年間契約の月額=6,600円~で、自転車の損害保険への自動加入と年間2回自転車メーカーによるメンテナンスも付く。赤羽駅前駐輪場に30台分を設置。
サービス開始前に、実証実験やオンラインのヒアリングを行い、鍵の無人受け渡しを行う。2人乗せの電動自転車も30台のうち10台を用意するなどして、「利用者の声を反映した」という。
駐車場事業部の蓑原さんは「子どもの成長、引っ越しなど、電動自転車を所有するということの考え方をライフスタイルに合わせて利用することができるように定額で試してほしい」と話す。
子育て世代の需要に対応し、スマートフォンで同サービスのサイトにアクセスし、ウェブ上で駐輪場と自転車を選択して申し込める。
蓑原さんは「移動を楽にし、大切な時をつくるというキーワードで立ち上げた。行動範囲が広がるだけでなく、朝の忙しい時間の短縮もできるので電動自転車をお試し感覚で利用してもらえれば」と呼びかける。