学ぶ・知る

瀧野川八幡神社で播種祭 地元発祥の伝統野菜で五穀豊穣祈る

播種祭での種蒔きの様子

播種祭での種蒔きの様子

  • 0

  •  

地域の五穀豊穣を祈る神事「播種祭(はしゅさい)」が3月27日、北区滝野川にある瀧野川八幡神社(北区滝野川5)で行われた。

滝野川発祥伝統野菜を育てる鉢

[広告]

江戸時代に武蔵国豊島郡滝野川村(現在の滝野川付近)で栽培と品種改良され、日本各地へと広まった伝統野菜「滝野川ゴボウ」に加え、同じく滝野川発祥の「滝野川大長ニンジン」「滝野川カブ」の種を境内でまき、地域の五穀豊穣を祈りながら秋の収穫を目指す。

同神社内の社務所は組合設立時に渋沢栄一が書いた掛け軸が残る東京種子同業組合の会合場所として利用された過去を持ち、滝野川ゴボウなどの種子の価格決める役目も担っていたなど深い縁とゆかりのある場所でもある。

これら伝統野菜は地中へ深く長く育つ性質を持つ。今回は都心の住宅街での栽培環境にも適応させるため、高さ1メートルほどあるポリ製の筒を鉢として用い、土を詰めたものを地面に突き立てるようにして育てる。今回使った種は同品種を現在も取り扱っていた別地域のものを利用する。

神主の藤井さんは「ちょっとした庭でも育てられる滝野川発祥の伝統野菜を通じ、地域の歴史と農作物への関心を周辺住民の方へ広めたい。いずれは滝野川地域の住宅の庭にポリ製の筒が立ち並ぶ景色にしたい」と期待を込める。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース