昼はコーヒースタンド「MUSTARD COFFEE(マスタードコーヒー)」、夜は「bar yellow(バーイエロー)」と店名を変えて営業するカフェ&バー(北区赤羽1)が3月8日、赤羽にオープンした。
経営するgoonies(赤羽1)の伊藤真悟さんは「ここは元々、ワインバーだったがコロナ禍で営業が難しく新しいものをと考えていた。赤羽で事業を始めて10年以上世話になった。新しい形で感謝を示したいと考えた結果、カフェとバーの店に決めた」という。
店名の「MUSTARD COFFEE」はミモザの花の色「マスタードイエロー」から、「bar yellow」は西麻布にあったクラブ「イエロー」から取っているという。オープン日を3月8日に決めたのも、同日が「ミモザの日」だったから。伊藤さんは「コーヒーとお酒を音楽と一緒に楽しむ店をと考えていた。ミモザの花言葉は『感謝』、音楽と黄色の連想から長年親しまれていたクラブ『イエロー』が浮かんだ。偶然にも会社のカラーが黄色だったこともあり、コンセプトと色がぴったりはまった」という。
店長の阿部広之さんは、好みの豆を探して楽しむほどのコーヒー好きのバーテンダー。阿部さんは「バーテンダーはお酒の味のバランスを考えながらカクテルを作る。自分自身、味を想像しながら作るのが好きで、その点はブレンドコーヒーも感覚的に近いものがある。味を想像しながら豆を掛け合わせて作ったので、ぜひ飲んでほしい」と呼びかける。
メニューは、ブレンドコーヒー(450円)、シングルオリジン(500円)、カフェラテ(450円)など。コーヒーは全てハンドドリップでいれて提供する。安部さんは「ハンドドリップで一杯一杯丁寧にいれたコーヒーを提供している。昼間はコーヒーがメインだが、お酒のメニューもあるのでぜひ一度お越しいただければ」と呼びかける。
営業時間は、マスタードコーヒー=11時~18時、バーイエロー=18時~(短縮営業中、変動あり)。