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田端で芥川龍之介と室生犀星を比べる展示会 貴重な映像と肉声も

芥川龍之介「鄰(となり)の笛」原稿

芥川龍之介「鄰(となり)の笛」原稿

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 田端文士村記念館(田端6)で現在、「芥川龍之介生誕130年・室生犀星没後60年記念展『芸術家村だった田端を文士芸術家村にした二大巨頭について比べてみました』」が開催されている。

室生犀星「魚」書幅

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 同展では、経歴や文学の出発点が異なる2人が、なぜ友人になったのか、共通点は何だったのか、互いのことをどう思っていたかなどについて、当時の2人の作品や生活を通して比べていく。館内では初公開の肉筆資料である芥川龍之介「鄰(となり)の笛」原稿や室生犀星「魚」書幅をはじめとした貴重な資料のほか、生前の龍之介の映像や犀星の肉声も紹介する。

 期間中、外側に芥川龍之介画の河童図を、内側に室生犀星画の魚の図をあしらった同展限定「芥川龍之介 河童図マスク」を販売。マスクは田端のシルクスクリーン工房で一枚一枚刷られている。価格は700円。

 開館時間は10時~17時。月曜・祝日の翌日休館。入館無料。5月8日まで。

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