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赤羽で絵の中に漬かれる個展「絵の湯」 銭湯に見立て番台にアーティスト

伊倉さん(右)と主催者の宮坂さん(左) 彩られたバスタブ作品と一緒に

伊倉さん(右)と主催者の宮坂さん(左) 彩られたバスタブ作品と一緒に

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 絵の中に漬かれる個展「絵の湯~Bivioの湯~」が1月25日、赤羽西口のショッピングセンター「ビビオ」(北区赤羽西)1階の区画で始まった。主催は「まちづくり北」。

伊倉真理恵個展「絵の湯」 公開制作の様子

 多摩美術大学油絵学科出身のアーティスト伊倉真理恵さんは大学卒業後、アーティストの活動ができない時期もあったという。環境を変え、フィリピンへ語学留学で渡航。将来の活動を考える時間もできたという。

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 まずはアーティストとしての実績を作るため、通っていた現地の語学学校の校長に直談判して学校の壁画を制作したほか、自身の売り込みのため営業活動を行い劇場でライブペイントショーなどを経験。現在もフィリピンに定期的に訪れており、300人を収容する劇場でショーを行っているという。区内のゲストハウスでも「絵の湯」の個展や音楽とアートを融合させたライブペイントなどで活動の幅を広げている。

 制作期間は1月22日~24日の3日間。約21坪のスペースの床から壁面、柱まで全体を使い鮮やかな色の大きな鳥などを描いた。制作工程も公開していたため、中には足を止め、しばらく見学する人もいたという。

 伊倉さんは「アートや美術というと敷居が高いと感じる人もいるかもしれないが、『絵の湯』は見るだけでなく、触ったり、乗ったりする展示会。写真を撮ったりしながら楽しんでほしい」と話す。銭湯のように絵の中に漬かれる作品ということから「絵の湯」と名付けたという。

 まちづくり北の宮坂一朗社長は「昨年春にイベントの出展者として伊倉さんと知り合い、今回、ビビオの協力で個展が実現した。地元の学校のイベントやインスタスポットの制作現場などを見たとき、描く作品がどんどん変化していく様子に感動した。今後も北区に必要な人材」と期待を込める。

 伊倉さんは「場所がショッピングセンターなので、子どもから大人まで多くの人に出会えることが楽しみ。気軽に絵と一緒に遊んでもらえれば」と話す。

 営業時間は10時~20時。伊倉さんの番台滞在時間は12時~20時(27日~29日は不在)。入場無料。1月30日まで。

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