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赤羽に製氷店直送「フラッペハウス」 頭がキーンとならないかき氷販売

バタフライフラッペ=レモンジュースをかけるとシロップの色が変わる

バタフライフラッペ=レモンジュースをかけるとシロップの色が変わる

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JR赤羽駅から徒歩1分の場所に7月22日、かき氷専門店「FRAPPE HOUSE(フラッペハウス)」(北区赤羽1)がオープンした。

店長の馬原さんと緩めた超純氷

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 同店のかき氷は製氷店の小野田商店(赤羽)が作る「超純氷(ちょうじゅんぴょう)」を使っている。通常純氷の凍結にかかる時間は48時間だが、超純氷は60時間かけて凍結させているほか、氷に使う水も特殊フィルターでろ過しているため、溶けにくく透き通った氷が特徴。マイナス20度で出荷するが、削る前に恒温高湿冷蔵庫でマイナス3度まで氷を緩めることにより、かき氷を食べると「頭がキーンとなる」現象を抑えられると言う。

 かき氷店を始めたきっかけについて、小野田商店社長の小野田渉さんは「自社で持っていたビルの1階が空いたままになっていたので何か商売を始めたいと思ったが、うちは氷屋。しかも、おいしくて透明度の高い氷を作っている自負があったので、その氷のおいしさをダイレクトに感じてもらえるのはかき氷だと思い、店を開くことを決めた」と話す。

 小野田さんは店を出すことを決めた後、長年親交があり飲食店勤務の経験があった馬原颯貴さんに店長として店を切り盛りして欲しいと依頼した。

 馬原さんは「飲食店経験が長かったとはいえ、かき氷店は未経験だったので、まずはいろいろなかき氷を食べ歩きするなどして、おいしいかき氷を作るための研究をした。その結果、季節のフルーツと香川産の和三盆を合わせて作ったシロップを掛けたものを作り、週替わりでメニューを変えて提供している。フルーツ以外に、コーヒーやお茶などを使ったシロップもあるので、リピートしてくれるお客さんでもいつも違う味を楽しめる工夫をしている」と言う。

 店名のフラッペハウスは、「ハウスの名の通り、家に帰ってくるような気持ちで気軽にかき氷を楽しんでもらえたらと思い名付けた」と言う。

 営業時間は11時30分~22時(緊急事態宣言中は20時まで)。木曜定休。

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