北区内在住の中学生以下の子どもがいる世帯に配布する「子育てにっこりパスポート」が4月1日から、「きたハピモバイル」アプリ内から利用できるようになった。
子育て世帯への経済的負担の軽減や、地域の商店と顔なじみになることによる地域での子育て支援の促進、地域の商店街の活性化を目的として実施している「子育てにっこりパスポート事業」。このパスポートを協賛店で提示すると、買い物などをする際に割引や特典などのサービスが受けられる。
「カードがたくさんあって財布が重い」という利用者の声からアプリと統合し、アプリから掲示することでサービスが受けられる。デジタル化により今後、利用状況の統計データを区が活用できるようになり協賛店と連携するほか、電子マネーと連携しスマートフォンで決済ができるようにするなど、サービス向上につなげていくという。
教育委員会事務局子ども未来部子ども未来課長の鈴木さんは「このデジタル化で第一歩を踏み出せた。子育て世帯の皆さまにたくさんパスポートを使ってもらい、使い心地などの意見も頂けたら」と呼び掛ける。