北区内でアナウンサー、おはなし作家、保育士として活動する茂木亜希子さんが手掛けた絵本「はやくちレストラン」(金の星社)が3月22日、出版された。
茂木さんは地方のアナウンサーとして活躍した後、結婚を機に北区内に住み始め、子育てを通じて絵本にはまり、保育士の資格を取った経歴を持つ。
区内7つの小学校で子どもたちにアナウンスレッスンを行う中で、子どもたちに人気の高い早口言葉の絵本を書いてみたいという思いが制作につながったという。
絵本は、「はやくちレストラン」のシェフとライバルのシェフが城で催されたパーティーで料理対決する内容。料理名がユーモアたっぷりの早口言葉になっている。
茂木さんは「早口言葉以外にも季節の言葉などいろいろ用意しているが、子どもが自分から話したい、おかしいでしょ、一緒に笑おうよ、となるのは、どの学年でも早口言葉が多かった」と話す。「マスク生活に慣れ、顔が見られないけれど、楽しい早口言葉の話しだったら子どもが自分から話し出したくなる」とも。
価格は1,300円。