赤羽の印刷会社「新興グランド社」(北区赤羽西2)が、パーティションなどの飛沫(まつ)感染対策のシリーズ商品を発売した。
同社はこれまで、スクリーン印刷を中心とした特殊印刷・デジタルプリント業を手掛けてきており、シート・樹脂プレートなどに特殊印刷加工を施す製品のワンストップの受注なども数多く手掛けてきた。こうした実績を踏まえ、感染対策グッズを商品化した。
同社では、「飛沫感染対策パーティション」や、講演・セミナー等で使える「マイクシールド」、折り畳み式で持ち運びしやすい携帯型パーティション「キャリーガード」など、用途に応じて商品を取りそろえている。
宮坂一朗社長は「飛沫感染対策パーティションを使ったからといって、感染を100%防げるものではない。何よりも感染させない、しないという意識付けになれば。弊社が開発したようなグッズを使わないでも済む日が一日も早く来る日を願っている」と話す。