JR埼京線北赤羽駅近くにあるリノベーションマンション「リノア北赤羽」(北区浮間1)に12月16日、カフェ「IRODORI by iromusubi」がオープンした。
同店は子育て支援と高齢者福祉の複合施設「コトニア赤羽」(中十条4)にある「いろむすびcafe」の新店舗で、「彩り豊かな旬の野菜」を使ったメニューを提供する。リビタ(目黒区)が丸ごと一棟手掛けたリノベーションマンション。同店はシェア型店舗の一つとして営業している。
同店を運営するNPO法人「彩結び」は「自分の彩(=強みや課題)を知る機会をつくり、彩り豊かな人生を送るための課題解決やチャレンジ支援」を行っており、リノア北赤羽のコンセプトである「Give and Share」に共感する部分が多かったことから出店が実現した。
メニューは、地元の農家で作られた無農薬野菜を使ったサラダ、スープ、生地から手作りしたパン2種類とドリンクをセットにしたランチA(900円)ほか。キッチン担当の蔵田さんは「余計なものが入っていない体に優しい味わいのメニューを提供し、胃袋と心がポッと温かくなってもらえれば」と話す。
同NPOの赤星さんと佐野さんは「カフェという空間を老若男女、国籍を問わずやりたいことをチャレンジしたい人がチャレンジできる場所、チャレンジする人をサポートできる場所、スタッフもやりたいことをかなえる場所として共同創造の場にしていきたい」と意欲を見せる。「北区はシニアの多い地域で、少しずつ若い世代も増えているがファミリーで過ごす場所が少ないという声もあるので、私たちがうまくマッチできるのでは」とも。
営業は水曜11時30分~14時。