赤羽のカフェ「アンズトモモ」(北区赤羽西1)が12月12日、4周年を前に焼き菓子や雑貨を扱う工房を徒歩2分の場所にオープンした。
同店はチーズケーキやプリンなどのお菓子とコーヒーをメインとしたカフェで、遠方から訪れる客も多いという。これまで、カフェのキッチンでケーキなどのお菓子を作ってきたが手狭になってきたこともあり、今年に入って物件を探していたところ、近所の不動産会社からこの物件を紹介してもらった。8月からスタッフと共に壁を塗ったりペンキを塗ったりして、時間をかけて改装した。
店主の上條杏子さんは「コロナ禍となったことで遠方からのお客さまが減った分、近所のお客さまが増えた。通信販売に取り組んでみたり、発券システムを使って店の前の行列をなくすことで感染症対策を行ったりと新しいことに挑戦した一年だった。そうした中でも工房の開店は大きな変化。ここではカフェでできなかったワークショップやパンの販売、他店とのコラボレーションも企画していきたい」と意欲を見せる。
工房では焼き菓子(300円~)や京都で作られたキャンドル、下北沢「fog linen work」のリネン雑貨、埼玉県蕨市「GINGER FACTORY」のショウガを使った商品など、上條さんが実際に使って使い勝手が良いと感じたものを販売する。
工房はカフェから徒歩2分の場所にあり、営業は週3日程度。営業時間は12時~17時(変動の可能性あり)。営業日などの情報はSNSで知らせる。