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中央工学校生の4グループが新築計画発表 地域密着型教育の一環で

プレゼンテーションの様子

プレゼンテーションの様子

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 中央工学校(北区王子本町1)の学生たちによる建築計画発表会が7月8日、同校STEPホールで行われた。

「喧騒と静寂、また喧騒」を設計したTAGUUのメンバー

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 周辺の住宅や商業施設など、実際の建物の計画案づくりを教育課程として組み込んだ地域密着型実践教育を実践している同校。北区田端に本店を置く瀧野川信用金庫協力の下、実在地を題材に建築計画を検討し、プレゼンテーション形式で発表する。

 今回の課題は同金庫の営業エリアにある敷地面積130平方メートルの土地を想定した、鉄骨造または鉄筋コンクリート造で3~4階建て規模の建造物の新築計画。当日は、「喧騒(けんそう)と静寂、また喧騒」「街の交差点」「まちに咲く」「若者拠点」の4つのプランを発表し、聴講者からの質疑応答と施主からの講評が行われた。会場には設計した建物の模型も展示。

 同金庫の深谷周司常勤理事は「地域社会への貢献活動の一環として、2005(平成17)年度より毎年、中央工学校の活動を応援している。学生が真剣に課題に向き合う姿と創意工夫に満ちたプレゼンテーションを楽しみにしている。本年度も近隣の環境や土地の特性を生かした素晴らしい計画の提案だった」と話す。

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