
北区内で店舗・会社などを経営している人や在勤者を対象にした講演会が6月10日、赤羽会館(北区赤羽南1)大ホールで開催された。主催は北区。
講師は人の感性と行動に着目した独自のビジネス理論を提唱している「オラクルひと・しくみ研究所」社長の小阪裕司さん。
「商売・ビジネスがうまくいかない人が見ていないたった一つのこと」と題して、さまざまな業種、規模でも成果が出る「ワクワク系」の経営手法の概要をレクチャー。事例を通して「商売を幸せに安定して続けられる」取り組みについて紹介した。講演会後、7月15日から来年1月27日まで計5回にわたり連続講座を予定しており、その内容説明も行った。
2回目の参加となる40代の女性からは「自分の店を別の視点で考えるきっかけになる。繰り返し受けて他の店とレベルアップしていきたい」という声が聞かれた。
北区産業振興課の市川喜也さんは「今回の講演会では、前年、前々年と比べて、より多くの方に参加いただけた。参加者の個店の売り上げアップの一助になれば」と話す。「7月に始まる講座では参加者が学んだことを自ら実践しアウトプットする。参加者同士での共有や講師からのフィードバックが得られる。試行錯誤を通して、新たな視点や気付きが期待できるので、受講を検討してほしい」と呼びかける。
連続講座の受講は無料。定員50人。申し込みは7月8日まで、産業振興課申し込みフォームで受け付ける。