建築アイデアコンペ「暗渠(あんきょ)商店街 U35実践アイデアコンペ」の公開最終審査会が2月21日、田端区民センター(北区田端3)で行われた。
同コンペは、北区シティブランディング事業助成金の採択を受けた事業で、一般社団法人「ASIBA」(文京区)と一般社団法人「まちあそびラボ」(目黒区)が共催した。
北区の西ケ原にある霜降銀座商店街(西ケ原1)を含む駒込駅周辺の5つの商店街を一つ一つの商店街として捉えるのではなく、「暗渠(あんきょ)」を軸としてエリア全体を面的に捉えた視点でのアイデアを募集。対象となったエリア周辺には、かつて谷田川やその支流があったが、現在は暗渠化されている。
同審査会では、59件の応募の中から一次審査を通過した7つのアイデアが、1月10日に開催されたアイデア構想会議を経てブラッシュアップされたプランを、審査員や一般参加者に向けてプレゼンテーションした。
プレゼンテーション後には、一般参加者の前で各審査員の講評に加え、「この地域ならではの提案か」「利用や実現のイメージを解像度高く持っているか」「自分でやるか、誰かにやらせるか」などの論点について議論された上で、最優秀賞1件と優秀賞2件が、その場で選ばれた。
滞在型コミュニティーマーケット「ヤタガワ1600」のアイデアで最優秀賞を受賞した須藤悠果さんは「ここからがスタートだと思っている。前回よりもブラッシュアップができたのも、前回、地域の方と有意義な対話ができたから。これをゴールとするのではなく、対話を通じてより良い案にして、絶対に何かしら、実装したい」と意気込みを見せる。