「ふるさと北区 区民まつり」が10月5日・6日、北区王子・赤羽・滝野川エリアで開催された。主催は北区町会自治会連合会・北区青少年地区委員会。
同まつりは、区内産業と文化の振興、ふるさと北区の実現を目指して1984(昭和59)年から毎年秋に開いており、今年で41回目。
会場は、飛鳥山公園(北区王子1)、赤羽公園・赤羽会館(赤羽南1)、赤羽小学校(赤羽1)、滝野川公園・滝野川会館(西ケ原2)など6カ所。
飛鳥山公園、赤羽公園、滝野川公園では特設ステージを設け、地元中学校の吹奏楽部演奏や参加団体による歌や踊り、ヒーローショーなどのパフォーマンスを披露。その他の会場内は区内の商店や飲食店による屋台の出店、地方物産展、フリーマーケットなどが行われた。
赤羽公園では露店が並び、多くの人が買い求めた。新米の「あきたこまち」でカレーライスを販売していた「赤羽定食屋・農のう」の宮地由加さんは「秋田直送の米と豚肉で、秋の味覚を楽しんでいただければ」と話す。
北区商工連合会青年部はスーパーボールすくいで出店。同会青年部長の丸野由美子さんは「店頭で能登半島豪雨災害義援金の募金も受け付けた。売り上げの一部も寄付する」と話す。