旧古河庭園(北区西ヶ原1)で10月5日、秋バラの見頃に合わせて「秋のバラフェスティバル」が始まった。
秋のバラは香りが高く鮮やかなバラが長い期間鑑賞できるのが特徴で、同園では約100種200株の色とりどりのバラが咲きそろう。今年は猛暑の影響で開花予想が難しかったが、フェスティバル開始時点で、約40種類のバラが花開いていた。
期間中、バラのジェラートやグッズ販売を行う「ROSE SHOP」を営業するほか、今月20日にはサックス四重奏の「秋バラの音楽会」(雨天中止)も行う。
現在、旧古河庭園内の洋館は外壁修理工事を行っており、バラ園側からの外観は眺められず、入り口側からのみとなっている。この工事は洋館が建てられてから初の大規模な補修で、2025年3月まで続く。
同園サービスセンターの岡部直子さんは「外壁工事中だが、バラは十分に鑑賞できる。見頃は10月中旬ごろ。たくさんの人に楽しんでいただければ」と来園を呼びかける。
開園時間は9時~17時(入園は16時30分まで)。入園料は、一般=150円、65歳以上=70円、小学生以下と都内在住・在学の中学生は無料。11月8日まで。