ワンコインで買い物が楽しめる「ワンコイン市」が9月21日、十条銀座商店街(北区十条仲原1)で行われた。他にも豊島中央通り商店街、滝野川七商会のうち5商店会で同時開催。主催は北区商店街連合会・北区・十条銀座商店街。
ワンコイン市は、商店街活性化のために全国各地で行われている「百円商店街」から発展したもので、100円と500円両方の品ぞろえにしたのは北区独自の取り組み。
十条銀座商店街では宣伝のため、チンドン屋がアーケードを練り歩き、参加店はのぼりを立てて商品やサービスをアピールした。
マレーシア料理店「肉骨茶(バクテー)」は、スペアリブをほぐして甘辛く味付けしてのせた「バク丼」をテイクアウト販売。店員の橋本聡美さんは「ワンコイン市の時だけ用意するメニューで、開店前から待っているお客さまもいて、毎回好評」と話す。
開催月は3月、6月、9月、12月の第3土曜日だが、参加は商店街によっては異なる。利用したことのない店を気軽に試せることを目指している。
着物メーカーの直営店「アトリエ衣舞」の大森絢未さんは「ワンコインで1時間の着付けレッスンができるので、試しに参加していただければ」と呼びかける。
「舞ダンス」の中田寿さんは「新しいタイプの社交ダンスができる教室。オープンしたばかりなのでこれを機に周知したい」と意気込みを見せていた。
次回開催は12月21日。