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なとりがZ世代向けおやつ商品 高校生と共同開発、文化祭で限定販売へ

アイデアを提案した後藤さん(左)と谷田さん(中央)、日本薬科大学の小笹さん(右)。

アイデアを提案した後藤さん(左)と谷田さん(中央)、日本薬科大学の小笹さん(右)。

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 王子に本社を構え、おつまみの製造販売を行う「なとり」(北区王子5)と成立学園高校(東十条6)が共同でZ世代向けおやつ商品を開発し、9月28日・29日の2日間、同校の文化祭で限定販売する。

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 両者をコーディネートし企画運営を担うのは日本薬科大学。同校卒業生で現在は同大に通う小笹正剛さんも商品化に向けて生徒たちにアドバイスした。商品名は「チープリテイン」。「自分で買って食べたいと思えるチーズ製品」をテーマに、同校の生徒がなとりにプレゼンテーションした20のアイデアの中から、チーズにプリン風味とプロテインという組み合わせのアイデアが選ばれた。

 アイデアを提案した一人、後藤太起さんは「部活後に飲むプロテインを、チョコやココアではない新しい味で、気軽にタンパク質を取る方法を同じグループの6人と一緒に考えた。将来起業するという夢がある中で、実際に企業と一緒に商品開発できたことは貴重な経験になった」と振り返る。

 なとりの森岡康之さんは「チーズたらや、さきいかといったお酒のおつまみのイメージがある商品が、お茶受けに使われていることもある。中高生におやつとして食べてもらい、おやつとしての用途になることを知ってもらうきっかけになれば」と期待を寄せる。

 価格は173円。

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