「北区まちなかゼミナール」(通称「北区まちゼミ」)が8月1日から31日まで行われるのに先立し、北区立中央図書館(十条台1)のテラス付近で7月13日、プレ・ゼミとして「あおぞらまちゼミ」が開催された。
区内の商店主や専門家らが市民向けにバラエティー豊かな講座を開く「北区まちゼミ」。地域に根差した店と近隣の顧客が講座を介して信頼関係を築くことを目的にしている。今年で9回目となる今回は53講座を開講する。
本番へのアピールの意味を込めて開いた当日は、多くの参加者が屋外で店主らと交流した。同ゼミ実行委員の前納剛さんは「まちゼミが始まった当初から屋外で開きたいという案はあった。コロナ禍で思うような活動ができず、皆で集まって開きたいという気持ちが高まった」と話す。
図書館前での開催について、「北区の図書館とは関連図書館コーナーの設置やブックレット作成などでコラボしてきた。そうした経緯があって今回のゼミが実現した。8月の本番でも多くの人に、店主の魅力に触れてもらえれば」と参加を呼びかける。
講座の申し込みは7月20日から、電話やホームページ(一部店舗)で受け付ける。