明壽庵(北区神谷1)の食パンにトキハソース(滝野川7)の生ソースを使った「百年カツサンド」の販売が始まった。
明治・大正から続く北区の老舗3社、明治堂・石鍋商店・王子製餡所の伝統技術を集めた「あん食パン」を販売してきた明壽庵。代表の中山公人さんは「甘くない総菜系のパンが食べたい」という客からの声に応えたいと模索する中、「老舗のコラボで北区を盛り上げたいとの思いから始めた明壽庵のコンセプトに沿った総菜パンにしたいと考えていた。そこで、同じく老舗のトキハソースを使うことを思いついた」と中山さん。さっそくトキハソースに提案し、コラボが実現。今回の「百年カツサンド」が誕生した。価格は400円。
中身のヒレカツは油で揚げずに独自の製法で焼き上げている。中山さんは「さっぱりした味わいのカツに北区生まれの生ソースがマッチする。北区でしか味わえない伝統技術が詰まったカツサンドを味わっていただければ」と話す。
営業時間は10時~19時。水曜・木曜定休。