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北区・王子でまちづくりワークショップ 「商店街の活性化」をテーマに

ワークショップの様子

ワークショップの様子

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 「思考のサードプレイス」の第4回が「商店街の活性化」をテーマにしたワークショップ形式で4月10日、北とぴあ(北区王子1)で開かれた。

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 主催はスタジオペガサス(滝野川3)。自由にものを考えることで今までの思考の枠組みから解放される機会を提供するために企画し、これまでサステナビリティーなどをテーマに行ってきた。

 同イベントの4回目となる今回は、「多元的な視点で考える、まちづくりの課題とアイデア」と題して、商店街の活性化をテーマに、コミュニティビジネスサポートセンター代表理事の永沢映さんが参加者をナビゲートした。

 プログラムの冒頭で、永沢さんがまちづくりのポイントを説明した後、参加者から商店街の中で感じている課題を共有する時間を設けた。その後、参加者を商店街の店主、顧客、行政職員の3つの役割に分けて、ワークショップ形式でロールプレイングを行った。

 参加者の一人で、豊島中央通り商店街でコミュニティーランドリーの開店準備を進める山田麻理子さんは「いろいろな属性の人たちの目線で商店街を考える機会となり、とても学びになった。普段から疑問に思っていて聞きづらいことも、ワークショップの中の一人の役割として発言する機会を生かすことができたのが良かった」と振り返る。

 スタジオペガサス社長の久米由加利さんは「座学形式ではなく、ワークショップ形式でロールプレイングを行ったことで実践的な場になり、自分自身も知らない視点に気付くことができた。今後も『思考のサードプレイス』をキーワードに区内のコミュニティーづくりを盛り上げていきたい」と話す。

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