渋沢栄一翁ゆかりの地の商品を集めたショップ「渋沢逸品館」(北区王子本町1)が4月19日、新1万円札をモチーフにしたパンを発売する。
パンには、7月3日に発行予定の新1万円札の顔となる渋沢翁の顔と1万円の文字が描かれており、パンの中身は「お札」にかけてサツマイモで作られた餡(あん)の「おさつ」が入る。
同店を経営している旺栄(王子本町1)の鈴木知子さんは「パンのサイズは実際の1万円札と同じ大きさで、厚みは100万円分のお札の厚みと同じ。お札パンと同時に渋沢翁のトレードマークであるシルクハットの形をしたあんパンと愛用のステッキ型に仕上げたカレーパンも発売する。あんパンには渋沢翁ゆかりの北海道清水町の小豆を使った餡(あん)が詰まっている。新しい北区の土産として、多くの人に味わってもらえれば」と話す。
価格は、おさつのお札パン=550円、シルクハットのあんぱん=380円、素敵(ステッキ)な黒カレーパン=380円。今後、これらのパンを冷凍した商品もオンライン販売する予定。
営業時間は10時~19時(土曜・日曜・祝日は9時~18時)。水曜定休。