JR赤羽駅北改札前コンコース(北区赤羽1)に3月20日、一日限定でストリートピアノが置かれ、開催中のイベント「キタテラスマルシェ」を音楽で盛り上げた。
主催した赤羽ストリートピアノの武藤正義さんは「駅構内は音がよく反響するので、環境的に適した場所」と話す。
当日はオープニングアクトとして桜井まなさんが演奏。桜井さんは中学生の頃から赤羽のストリートピアノに参加していたメンバーで、現在4月のアイドルデビューに向けて活動中。最近は演奏以外に作曲にも挑戦している。
会場には、着ぐるみの「しぶさわくん」「赤羽バネ子ちゃん」も登場し、希望者との撮影にも応じた。多くの親子連れなどがカメラに収まり、その最中も、桜井さんがピアノを奏でた。その後は誰でも弾くことのできるフリーピアノの時間も設けた。
武藤さんは「2019年から赤羽各所でストリートピアノに取り組み、実績を重ねてきた。今回、このように大きなマルシェを盛り上がるため、鉄道と縁の深い赤羽駅構内で開けて感慨深い」と話す。
キタテラスマルシェでは、他にも北区内のクリエーターやメーカーのショップ、キッチンカーが軒を連ね、ワークショップステージや発表などが行われた。