中高生向けのワークショップ「デザイン&パフォーマンス書道」が12月17日と24日の2日間、北区文化芸術活動拠点「ココキタ」(北区豊島5)で開催された。
主催は北区文化振興財団で、中高生向けにさまざまな企画を年2回行う。同財団の種井丈さんは「学校でみんなが習う習字をテーマに、北区に縁のある講師を呼んで、文字を書くということだけでなく、創造性を育んでほしいと思い企画した」と話す。
初日には、講師を務めた北区田端育ちの成田眞澄さんが、習字と書道の違い、芸術性の意識付けなどを行った後、ワークショップを開始。2日目は色墨汁を使ったパフォーマンス書道のワークショップを行った。
成田さんは「学校で習う書道と筆使い、空間の取り方などが違う、より芸術に近い書道を教えたので、子どもたちは戸惑ったかもしれないが、限られた時間の中で素晴らしい作品が仕上がった」と話す。
種井さんは「今回ワークショップに参加した皆さんの作品を2月12日から『ココキタまつり』で展示する予定。この文化芸術拠点を通じて、皆さんが文化芸術に触れる機会を増やしていきたい」と意欲を見せる。