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十条で渋沢栄一の功績を知る祭り 新紙幣発行に向け機運盛り上げ

参加を呼びかける「しかのいえ」の鹿野青介さんと華代子さん

参加を呼びかける「しかのいえ」の鹿野青介さんと華代子さん

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 「渋沢翁oh!まつり」が10月15日、十条のレンタルスペース「しかのいえ」(北区上十条2)で開催される。

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 同イベントは、新1万円札の肖像に選定された渋沢栄一が後半生を過ごした北区で公民が連携・協力し、新紙幣発行までの機運を高め北区を盛り上げていくことを目的とした東京都北区渋沢栄一プロジェクト推進助成事業の一環。

 午前中は、「アトリエまるしおん」の汐崎弘さんが親子で参加できる工作ワークショップを開催。「私の一万円札作り」を通じて、渋沢栄一を知る内容になるという。主催する「しかのいえ」の鹿野華代子さんは「子どもたちにとって、渋沢翁を知る一番のきっかけとしては、お札になったタイミングだと思うので、お札作りを通じて渋沢翁を知ってもらえれば」と話す。

 午後は、講談師の神田あおいさんと田辺一乃さんが渋沢栄一にまつわる一席を予定する。「しかのいえ」の鹿野青介さんは「渋沢翁の功績を知ることで「oh!」と感嘆するとともに、同じ北区で過ごした渋沢翁を身近に感じてほしい。北区の偉人を身近に感じてもらえる方法として、堅苦しくなく、気軽に聴ける講談を企画した。講談師の田辺さんは国家公務員として勤めた後、講談を始めた異色の経歴なので、新しい切り口の話になるのでは」と話す。

 開催時間は10時~15時30分。定員は各10人。参加無料。

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