「第31回北区伝統工芸展」が9月23日・24日、北とぴあ(北区王子1)地下1階展示ホールで開かれる。
毎年秋に伝統的な職人の技を披露し、作品の実演・展示・即売を通じて、伝統工芸の素晴らしさを身近に感じてもらうため、北区と北区伝統工芸保存会が共催している同展。今年で31回目。
会場では、浮世絵木版画、江戸べっ甲、東京仏壇、東京手描友禅、江戸表具、陶芸などの作品の展示や即売会を行う。実演コーナーや伝統工芸体験コーナー(500円~1,800円)も設ける。西ケ原在住で人間国宝の金工鍛金家の奥山峰石さんの鍛金作品3点も特別展示する。
北区伝統工芸保存会の岩田芳樹会長は「伝統工芸は敷居が高いと思う方が多い。実際は、日常で使えるものがたくさんある。伝統工芸展に足を運ぶことで、伝統工芸品を見たり、触れたりして、より身近に感じられるようになれば」と来場を呼びかける。
開催時間は10時~18時まで(24日は17時まで)。入場無料。