「夏休み！小中学生合唱イベント」が7月30日と8月6日、北とぴあ（北区王子1）で開かれる。主催は少年少女合唱団いろは。

　小日向（おびなた）真理さん、東夏子さん、矢冨はるかさんの3人から成る同団体。3人は指揮者・作曲家の相澤直人さんの合唱団で知り合い、それぞれ声楽、ピアノ、振り付けと分野は異なるが、子どもたちに音楽を教えている。

　東さんは子どもの頃、児童合唱団に所属し、年齢が違う人と関わることの大切さを学んだことから、自分たちも音楽を通じて多世代交流ができる場所を作りたいと思い、3人で児童合唱団を設立した。

　同イベントは既製の曲の合唱だけでなく、子どもたちがオリジナルの歌詞を作る時間を設け、合唱の練習とオリジナルの歌詞を作る時間を1日目に設ける。2日目には、子どもたちが考えた歌詞に相澤さんがメロディーを付けて、合唱、発表を行う。

　東さんは「北とぴあでの開催を決めてから、区内の人が協力してくれ、人のつながりや温かさを感じている。今回のイベントをきっかけに北区を中心に合唱団の活動をしていきたい。小中学生を対象にしているので、夏休みに自分たちの言葉が音楽になる体験をしてほしい」と話す。

　開催時間は各日9時30分～16時30分。参加費は3,500円（楽譜代別途1,000円が必要）。