「なでしこ小学校100周年 なでしこフェス」が5月21日、熊野神社(北区志茂1)で開催された。今年で創立100周年を迎えるのを記念し、小学校がある地域の志茂スズラン通り商店街、志茂平和通り商店街が主催した。
なでしこ小学校は1923(大正12)年、第二岩淵尋常小学校として設立。志茂小学校と2つに分かれた時期もあったが、2002(平成14)年に再度統合し、2003(平成15)年に「なでしこ小学校」の校名になった。2018(平成30)年には、複合施設型の新校舎に建て替えられた。隣に志茂ふれあい館を併設し、地域の人々も利用できる。
当日は、熊野神社の参道に焼きそば、射的、ヨーヨー、かき氷などの店が並び、にぎわいを見せた。小学校や商店街の関係者らボランティア100人が協力し、地域一体で節目の年を祝った。
開催に当たり、なでしこ小学校の戸倉務校長は「100周年という節目の年を、商店街の皆さま、実行委員会の皆さまに力を合わせてお祝いしていただいた。今後は校内で100周年記念集会を予定している。この機会を通じて、子どもたちには地域を愛する気持ち、ふるさとを思う気持ちを味わってほしい。大人になっても街のことを誇りに思い、大事にする心を持つきっかけになれば」と話す。