飛鳥山公園(北区王子1)が1873(明治6)年に日本初の公園として制定されて今年で150年を迎えることから、「飛鳥山公園150周年プロジェクト」が今月から始まる。年間を通して行うプロジェクトで、第1弾として5月13日、「150の夢がはじまる」として飛鳥山公園でイベントが開催される。
5月13日のプログラムでは、江戸時代の飛鳥山の遊びだった「土器(かわらけ)投げ」「鍋ぶた転がし」などの昔遊び体験(参加無料)や、たき火を囲んで行うマシュマロ焼きやポップコーン作り体験(1人500円)、野外トークイベントを開催する。
トークイベントは「公園の運営」「公園の使い方の活用事例」「これからの公園」の3つのテーマで行う。飛鳥山公園で飲食店を経営している事業者やまちづくりに取り組む事業者、山田加奈子北区長らが登壇する。
同プロジェクトを主催する北区観光協会の山田浩太さんは「飛鳥山公園をはじめ、公園は戦後、街の中に多く整備され質も向上してきた。今までの公園の150年と、これから公園がどう活用されるかにスポットを当てていく。公園で規制されている火や大きな音も、ルールを守りながら工夫することでもっと多くの方に楽しんでもらえる場所になると考えている。第2弾も準備を進めている。今後もさまざまなプロジェクトを仕掛けていく予定なので、飛鳥山公園に遊びに来てほしい」と呼びかける。
開催時間は10時~15時。雨天・荒天の場合は順延。