おでんと唐揚げが食べ放題の居酒屋「食堂ゆりこ」(北区上十条3)が3月30日、ラーメン店「雨ニモマケズ」の営業時間外を間借りして営業を始めた。
店主の浅山傑さんは赤坂で創作居酒屋を経営していたが、住んでいる北区で店を開きたいと思うようになり十条で店を構えた。「食堂ゆりこ」は、店を手伝う3人のスタッフの頭文字を取ったもの。席数はカウンターのみ8席。
メニューは、唐揚げ食べ放題、おでん食べ放題(以上、各500円)、ビール・日本酒飲み放題(1,500円)。お通しは先着で刺し身を提供するほか、ポテトサラダ、クリームチーズ、たらこの燻製(くんせい)を用意する。
唐揚げは、鶏1羽から30~60グラムほどしか取れない希少部位である鶏トロを使う。鶏白湯スープを使ったおでんは、大根、ハマグリ、卵、コンニャク、さつま揚げなどの定番や、川口屋(志茂2)のちくわぶも入っている。日本酒は、浅山さん「お薦め」の地酒を日替わりで用意。
浅山さんは「鶏白湯ラーメン店を間借りしているので、おでんは鶏白湯スープを使ってみようと思った。オープンしてから30~60代の地域の方にお越しいただいているが、学生さんにも来てほしい」と話す。
営業は火曜・木曜・金曜の18時~23時。