飛鳥山公園あすかパークレール(北区王子1)前に2月13日、しぶさわくんデザインマンホールぶたが設置された。
同区でデザインマンホールぶたが設置されるのは3カ所目。今後はマンホールカードの配布も検討しているという。
デザインに採用された「しぶさわくん」は、新1万円札の肖像に北区ゆかりの偉人、渋沢栄一が採用されたことを受け、官民連携を行い北区の知名度向上と魅力の発信を狙ったプロジェクト「東京北区渋沢栄一プロジェクト」の広報キャラクター。区内の魅力をさらに発信するためにデザインマンホールの第3弾に起用したという。
しぶさわくんを中央に置き、周りは飛鳥山公園の見どころである桜を描くことで華やかさと「しぶさわくん」の愛らしさを演出。マンホールぶたは、長く親しんでもらうために樹脂を流し込んで色付けする「色がはがれにくい」技法を採用した。デザインも細かいものは塗装で表現が難しく、シンプルすぎると安全上、歩く際に滑りやすくなってしまうため、さまざまな視点から議論を重ね完成させた。
東京北区観光協会の吉澤拓朗さんは「デザインマンホールは全国にファンがいるので区内外からたくさんの方に見てもらいたい。これから桜の時期なので飛鳥山の桜を見ながら足元のデザインマンホールも楽しんでもらえれば」と話す。