北とぴあ1階区民プラザ(北区王子1)で7月29日~31日の3日間、「性の多様性理解のための写真展」が開催される。
北区総務部多様性社会推進課長の菅原満理子さんは「北区ではパートナーシップ宣誓制度を始め、6月末時点で9組が制度を利用してパートナーシップ宣誓書受領証を交付している。今後は、パートナーシップ宣誓書受領証を医療機関や民間企業に提示することで、さまざまな配慮が受けられるように働きかけていく。今回の写真展と講演をきっかけに、北区の方に性の多様性の正しい知識と理解を深めてもらえれば」と話す。
会場では、多様な性のあり方を持った人物像を撮影するプロジェクト「OUT IN JAPAN」の写真を展示する。
自身の写真も展示されるRainbow Tokyo北区代表の時枝さんは「北区にも身近に性的少数者が暮らしていることを少しでも感じてほしい。多くの当事者が、さまざまな事情でカミングアウトできずに暮らしている。当事者がどのような生きづらさや困難を抱えているのか、想像してもらうきっかけになれば」と観覧を呼びかける。
開催時間は8時30分~22時(最終日は16時まで)。入退場自由。