今年で7回目を迎える「北区まちなかゼミナール」(通称「北区まちゼミ」)が8月1日から開催される。
「北区まちゼミ」は、区内の商店主や専門家たちが、バラエティー豊かな講座を広く市民向けに開講するイベント。講座の内容によって材料費などが数百円必要になる場合もあるが、受講は原則無料。
一例として、空手スクールの師範による空手の体験教室、ペットホテルの店主によるペットフードの料理教室など講師の専門性を生かした講座や、薬局店主が「スライム時計」の作り方を教えるような講師の個性を生かした講座など、昨年の1.2倍となる60講座を用意。大人向けの講座だけでなく、小学生の夏の自由研究にも活用できるような「キッズOK」の講座も多い。
2003(平成15)年、愛知県岡崎市で始まった「まちゼミ」の取り組みは、地域に根差した店と近隣の顧客が講座を介して信頼関係を築くことを目的に展開。今年は北区も含めた全国160カ所以上の地域で、それぞれのタイムスジュールで開催される。
北区まちゼミ実行委員会代表を務める「ジュエリーこまつ」の小松克弥さんは「区内の店や店主を知る良いきっかけになればうれしい。今年の夏はまちゼミに参加して、好きな店を発見してほしい」と呼びかける。
講座の申し込みは7月20日から、電話またはウェブ(一部店舗)で受け付ける。9月15日まで。