常住寺(北区東十条)で5月25日、地域の子どもたちが絵本の閲覧や読み聞かせを楽しむイベントが開催された。主催は講談社(文京区)と一般社団法人「SHOIN」(東十条5)。
当日、講談社のキャラバンカー「おはなし隊」がたくさんの絵本を会場に運び込んだ。子どもたちは屋内の会場で読み聞かせや紙芝居を楽しんだり、常住寺の駐車場に敷かれたブルーシートの上で思い思いに好みの絵本を読んだりした。
同法人の理事、小池一博さんは「約25人の子どもたちと付き添いの大人たち、総勢40人ほどがイベントを楽しんだ」と振り返る。
イベント終了後、常住寺の駐車場では同法人が主催するこども食堂「あゆみ」が定例通り開催された。こども食堂の準備が整うまでの時間、子どもたちは赤城乳業が提供したアイスバーを食べたり、バルーンアートを楽しんだりした。
コロナ禍の影響でここ2年ほど活動を休止していた「おはなし隊」は、都内での開催場所を求めてNPO法人「全国こども食堂支援センター・むすびえ」(新宿区)に協力を要請していた。「おはなし隊」とこども食堂「あゆみ」とのコラボレーションによる今回のイベントは、同NPOのアレンジで実現したという。