JR王子駅北口改札外に4月22日、「いろり庵きらくそば王子店」と「ベックスコーヒーショップ王子店」がオープンした。
両店は、駅と店舗のデザインを統一するだけでなく、店内の座席を両店の客が共有できる点が特徴で、一体的な空間づくりを行った。
JR東日本クロスステーションの外食事業部の中村さんは「ベックスコーヒーショップには喫煙ブースがあるが、そば店の客も利用できる。一体空間で運営している店は無いので、今後も両店の利用時間帯のピークなどを検証しながら、お客さまにも、よりメリットを提供していきたい」と話す。
ベックスコーヒーショップ王子店では、ベックスコーヒーショップブランドとして初めてセルフレジと呼び出しディスプレーを連動させ、スタッフと対面することなく小型の端末でオーダーから決済までを完了するシステムを導入した。
いろり庵きらくそば王子店では、いろり庵きらくブランドとして初めて「そばロボット」を導入。そばロボットは、そばのピックアップから、ゆでる、洗う、締めるまでの作業をロボットが代替する。
同事業部の刑部さんは「駅で需要の高いブランド2店舗が並んで出店できる場所で、これから実現していきたい店舗運営のモデルケースの場所として王子駅を選んだ。多くの方に利用いただき、よりよい店にしていきたい」と話す。
営業時間は、そば店=7時~22時30分(土曜は7時~21時、日祝は8時~20時)コーヒーショップは6時30分~22時00分(土日祝は6時30分~21時)。