北区の荒川岩淵関緑地バーベキュー場に12月17日、都内最大規模のドローン飛行練習場「荒川河川敷ドローンテストフィールド」がオープンした。
同練習場は、荒川河川敷の新たな利活用を検討する同区と国土交通省の実証実験として作られたもので、23区内で公共機関が設置する初の訓練場となる。
今年9月に航空法の関係法令が改正され、ドローンをロープで係留すれば屋外でも国の許可を得ずに飛行できるようになったことで一般利用可能な練習場を設けることができるようになった。普段はバーベキュー場として利用されている河川敷の広場の障害物がない3690平方メートルを3区画に分けて、1区画当たりドローン1台を使えるようにしている。
荒川下流河川事務所副所長の辻さんは「ドローンはインフラ施設の維持管理や災害時の調査等での活用が期待されており、操縦訓練場としての利用を見込んでいる。一般利用も可能なので、散策やスポーツなどに加え荒川での新たな楽しみ方として、ぜひ利用してほしい」と呼び掛ける。
木曜・金曜・土曜の週3日、3時間7,000円で利用可能。2022年2月26日まで。