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旧古河庭園の紅葉が見頃に 和洋の庭園を彩る秋景色

洋館下の黒ボク石積み付近から見た紅葉

洋館下の黒ボク石積み付近から見た紅葉

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 旧古河庭園(北区西ケ原1)の紅葉が見頃を迎え、日本庭園、西洋庭園共に鮮やかに彩られている。

池を背景に灯籠付近から見た紅葉

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 同園はバラで知られるが、洋風庭園の奥にある日本庭園には多くのモミジが植えられ、この時期は紅葉を鑑賞することができる。

 今年は、9月の気温が低かったこともあり色付きは早かったが、その後に温暖な気候が続いたため見頃は昨年より2日遅い発表になった。観賞時期は2週間~3週間程度という。

 園内には日本庭園と西洋庭園があり、それぞれ違った「秋」をのぞかせる。日本庭園は京都の庭師・七代目植治こと小川治兵衛が手掛ける。雪見灯籠や渓谷など「和」を感じながら紅葉を眺めることができる。西洋庭園では秋バラが咲き、紅葉と一緒に眺めることができる。特に、洋館下の黒ボク石積み付近は洋館を背景に紅葉を眺めることができるため、「洋」を感じながら観賞できるという。

 旧古河庭園サービスセンターの広報担当者は「当園は都内でも珍しく和洋の庭園で『秋』を見ることができる。秋バラも12日まで楽しめるので、両方が見られるこの時期に、ぜひ足を運んでいただければ」と呼び掛ける。

 開園時間は9時~17時。予約不要。

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