JR赤羽駅から徒歩9分の場所に11月1日、お茶とお酒の食事処「Chamari Akabane(チャマリアカバネ)~お茶と酒~」(北区志茂2)が間借りオープンした。
日本茶インストラクターの資格を持つ代表の佐藤直樹さんがセレクトした茶葉を使ったお茶や創作料理を提供する同店。新しい茶文化を創造するというコンセプトの下「お茶は和風のものと合わせる」という既成概念にとらわれない楽しみ方を提案する。
佐藤さんは「母がいれてくれたお茶がおいしく、お茶の魅力をもっと広めるためにお茶専門店を出したいと思った」と話す。元々は福祉系の仕事に就きたいと思っていたが、お茶の勉強をするために自由が丘にあるお茶専門店で働き始めたという。働きながら勉強を進め、一度は家庭の事情で諦めかけたが、今回、縁あって念願の自分の店を開店できたという。
ドリンクメニューは、ラテ、水出し茶、温茶と3つの飲み方で、佐藤さんがセレクトした茶葉の品種を提供する。注文してからお茶をたてる抹茶ハイ(600円)などのお酒も用意。料理メニューは、ポテトフライ茶葉塩和え(400円)、白エビ茶葉しめ(600円)など。デザートメニューは香駿のパンナコッタ(350円)、マカロン(ごこう)(1個400円)など。いずれはコース料理などを出していくという。
「赤羽は友人が住んでいたこともあり昔から好きな街。店をやるなら赤羽で、と決めていた。飲み屋街のイメージだが、当店からお茶の楽しみ方を広げて新しい文化にしていきたい。お茶は健康にもいいので、お茶のパワーで地域を元気にしていきたいと意気込みを見せる。
営業時間は16時30分~21時30分。金曜・土曜・日曜定休。