北区浮間1丁目付近の荒川土手に赤や白の彼岸花が開花した。彼岸花はその名の通り、秋の彼岸近くに開花する多年草で、別名は曼殊沙華(まんじゅしゃげ)。
荒川土手は雑草が刈り取られた直後でもあることから、彼岸花がより一層目立って見え、土手沿いを走るランナーやサイクリスト、散歩をする人などが足を止めて花を眺めたり写真に収めたりしている。
土手を散歩していた近くに住む40代女性は「朝晩涼しくなり彼岸花も咲いて、いよいよ秋の訪れを感じる。土手の散歩も心地よい季節になってきたが、こうやって季節を感じられる花を愛(め)でられるのは散歩の楽しみになっている」と話す。
見頃は9月下旬ごろまで。