荒川知水資料館(北区志茂5)で現在、企画展「あらかわのエビ」が開催されている。
5つのテーマからエビについて学ぶことができるようにした同展。淡水域と汽水域にすむエビ6種類の水槽展示のほか、テナガエビの繁殖行動を撮影した貴重な映像も公開する。
9月12日には「テナガエビ釣り教室」を予定。荒川でテナガエビ釣りをしながら、「テナガエビが釣れる場所」「魚釣りとの違い」「仕掛けやエサの付け方」などの解説を聞くことができる。他にも、釣ったエビの「食べ方」「飼育方法」「安全管理」が学べる。
日本生態系協会の佐久間さんは「河川が抱える環境問題についても紹介している。外来種や農薬などの問題を解決するために私たちにできることを、エビの気持ちになって考えてほしい。子どもも大人も楽しく荒川について学べるので、来館いただければ」と参加を呼び掛ける。
開館時間は9時30分~17時。入館無料。9月30日まで。