JR赤羽駅から徒歩2分の場所に8月8日、スペシャルティコーヒー豆専門店「常盤珈琲焙煎(ばいせん)所」(北区赤羽西1)がオープンした。
「コーヒーの鮮度にこだわる」同店は、注文を受けてから個性に合った焙煎を行い、「最も鮮度の高い状態」で提供するという。30種以上の多様なコーヒー豆は一部を除き産地まで直接足を運んで仕入れており、一般的なものから個性的なものまで、さまざまな風味や味わいを楽しめる。
マネジャーの金子さんは「コーヒーは奥が深い。豆は産地の立地条件もさることながら、その年その年の気候変動によっても味が変わる。適切な焙煎度を探し当てるのは毎度苦労しているが、正解が無いからこその楽しさを感じている」と話す。
「本日のハンドドリップコーヒー」(450円)を中心とするドリンクメニューに加え、30種類以上あるコーヒー豆を好みの具合と焙煎度で100グラムから販売する。
店名は常磐色から名付け、常に変わらない心持ちで営むという願いを込める。金子さんは「誰でも気軽に立ち寄れるような店を目指している。こだわりは持ちつつもコーヒーの敷居を上げすぎない、地域に寄り添った対応を心掛けたい」と言う。
営業時間は10時~20時。