瀧野川八幡神社(北区滝野川5)で4月11日、刀鍛冶による奉納鍛錬が行われる。
刀鍛冶の水木良光さんは「日本刀の鍛錬を神様に奉納して、コロナの終息を祈願する。(奉納することになった経緯について)瀧野川八幡神社の参道沿いにあるケーキ屋さんが、刀鍛冶の仕事に興味を持ってくれて、滝野川で何かできないかと地域貢献の話をし始めたことが今回の奉納鍛錬に結び付いた」と話す。
当日は、境内で13時から祈とうを行った後、鍛錬の実演が行われる。実演では、刀の原料となる玉鋼を練る作業を行い、刀を作る工程のサンプルも展示する予定。
水木さんは「刀作りを空気や肌で感じてほしい。東京でも日本の伝統技術を持った職人がいることや今回の奉納を通じて日本文化の大切を身近に感じてもらえれば」と観覧を呼び掛ける。
開催時間は13時~16時。観覧無料。雨天中止(コロナ禍の状況によっては延期・中止の可能性あり)。