北区の花見スポットの一つ、荒川河川敷の桜が間もなく満開を迎える。
例年であればビニールシートを芝生に広げた花見客でにぎわいを見せるが、昨年に引き続きコロナ禍という状況のためシートを広げての飲食は禁止されている。一方で、歩きながらやジョギングしながら、あるいは自転車に乗りながら桜を眺める人の姿も見受けられた。
河川敷には100本あまりのソメイヨシノが植えられており、これから満開となり見頃を迎える。天気が良い日には青い空と足元の緑の芝生に桜のピンク色が映えることから撮影スポットにもなっており、カメラ片手に散歩をする人の姿も見られる。
土手に散歩に来ていた近所の企業に勤める女性は「昼休み休憩に桜を見に訪れてみたが満開になるにはもう一息というところ。短い時間でもここで見られる桜の景色は格別なので、満開になったらまた、日を改めて来ようと思う」と笑顔を見せていた。