十条、志茂で子育てママ支援サロンを展開する「ほっこりーのプラス」（北区十条仲原1）が2月、「ファミリーで楽しもう！渋沢栄一かるた」を発売した。

渋沢栄一かるたで遊ぶ親子の様子

　同商品は、大河ドラマ「青天を衝（つ）け」の主人公・渋沢栄一ゆかりの地である北区が進める「東京北区渋沢栄一プロジェクト推進事業」の一環で開発した。

　同社社長の内海千津子さんは「どうしたら子どもも大人も渋沢栄一について楽しく知り、学ぶことができるか」と社内で検討を重ねた結果、『それなら家族でゲームしながら』とかるたを制作した」と話す。

　イラストは、東京都北区在住の中学1年生のRIOさんが手掛け、「論語と算盤 現代語訳」の翻訳を担当した守屋淳さんが監修した。「飛鳥山　桜　ほほえむ　渋沢邸」「青天を衝く　逆境に負けない　こころざし」など、渋沢翁の足跡や考えを知りながら、かるたを楽しむことができる。

　内海さんは「渋沢翁の足跡や言葉をかみ砕いて、分かりやすく、かるたにした。ステイホームの中で、子どもも大人も楽しんでほしい」と利用を呼び掛ける。

　価格は1,500円。北区飛鳥山博物館内に新設された「渋沢×北区 飛鳥山おみやげ館」（王子1）やほっこりーの十条店、志茂店、蕨店、王子サンスクエア東武ストア前の自販機、同社オンラインショップ、青猫書房などで販売する。