「日本中のすてきな人に出会う旅」を企画する「あうたび」(北区赤羽1)は8月22日、「風鈴の音色が響く真夏の宇部に会いに行く!オンラインツアー」を行う。
当初は生産者に直接会いに行くツアーを企画していた同社。新型コロナウイルスの影響により、酒蔵や生産者の商品出荷も激減し苦境に立たされている現状の中、その応援と参加者に楽しんでほしい気持ちでオンラインツアー企画を開始。4月から4カ月で、延べ1100人が参加しているという。
今回は、琴崎八幡宮(山口県宇部市)で行われている「風鈴まつり」の開催に合わせ、宇部観光コンベンション協会の企画協力でイベントの開催にこぎ着けた。
参加者には事前に地域の特産品が詰まった「応援セット」が自宅に届き、ツアー中に生産者から商品の説明やお勧めの食べ方の説明を受け飲食する。今回のツアーでは、旬のハモや日本酒、地元の人が酒を飲んだ後に食べるというラーメンやギョーザなどが届く。「風鈴まつり」の開催に合わせ、風鈴と短冊セットも含まれる。
2回目は9月12日に実施予定で、日本酒に加え、地元の人に親しまれていているメゴチや米、漬物などを配送する予定。
代表社員の唐沢雅広さんは「オンラインツアーは、安心、安全に旅行気分を楽しめる企画。みんなで短冊に願い事を書いて風鈴を飾ってもらい、夏の風情を感じてもらえたら」と話す。
募集は16日まで、ホームページで受け付ける。2回目は13日より募集。