赤羽のダイニングバー「Cocoqueur(ココキュール)」(北区赤羽1、TEL 03-5939-7179)が5月15日、ランチタイムの営業を始めた。限定20食で「キーマカレー」を提供する。
5月25日に1周年を迎える同店店主の石橋寛さんは「ランチは新たなチャレンジになる。ランチをきっかけに夜の時間にも利用してくれる新たなお客さまが増えるとうれしい。赤羽は昼間も元気な街なので期待したい」と意欲を見せる。席数はカウンター席とテーブル席の計17席。
カレーの食材とレシピは赤羽の旅行会社「あうたび」がプロデュースした。ランチタイムを担当するスタッフの多賀三従(みより)さんは「地方への旅で出会った生産者から仕入れた食材を使って考えたレシピ。食材・ドリンク一つ一つに生産者のストーリーがあるので来店の際には、ぜひ尋ねてほしい」と話す。
「キーマカレー」(850円)はグルテンフリーで水を使わず、野菜の水分だけで作っているのが特徴。食材には沼津の塩、伊豆・とんび農園の黒香米(こっこうまい)などの食材を使っている。カレーを注文した人はプラス150円でコーヒーが付けられる。大盛りはプラス200円。
多賀さんのお薦めドリンクは、寝台列車四季島でも提供されている「一慶(グラスワイン)」(700円)。「これは、カレーに合う」と笑顔を見せる。ほかに、「シードル」(900円)、「クラフトビール」(600円)、「レモングラスハーブティー」(400円)、「コーヒー」(300円)なども提供する。
多賀さんは「これから『朝カレー』の提供も視野に入れている。まずは、お茶だけの利用でも構わないので、気軽に立ち寄っていただければ」と呼び掛ける。
ランチ営業日は火曜・水曜(5月16日、21日は定休日)。営業時間は、10時~14時(バータイムは17時~24時)。日曜定休。