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田端銀座商店街のワインショップ「ケノヒ」が1周年 「毎日にワイン」テーマに

ケノヒ外観

ケノヒ外観

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 田端銀座商店街にワインショップ「qenohi(ケノヒ)」(北区田端3)がオープンして1年がたった。

店主の米澤さん(左)と斉藤さん(右)

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 店主の米澤千尋さんは現在もIT企業に勤めており、2人の子どもの子育て中。母親の斉藤恵子さんと共に副業として週末限定で営業している。品ぞろえなどは、ワインに詳しい夫にアイデアを借りることもあるという。

 オープンは昨年4月21日。店名はハレノヒではなく、普段(=けの日)に飲むワインを提案したいという思いから名付けた。米澤さんは「1年たって常連客も増えてきた。『田端銀座商店街にこういうお店ができてよかった』と言ってくださることもある。商店街は、老舗の味のあるお店もあり、最近では新しいお店も増えてきているので商店街の盛り上がりの一助になれば」と意欲を見せる。

 ワイナリーからの直輸入している「スロベニアワイン」を11種類以上そろえているのが特徴。スロベニアのワイナリーと取引のあった斉藤さんの知人が、輸入を中止する予定だったところ、店のオープンに重なり取引を引き継ぐ形となった。「スロベニアワインは日本では大きく広がっていないので、珍しいと購入する人が多い」と話す。もともと酒好きという米澤さんは「自分が住む街に飲みたいと思うワインがなかなか売っていなかった。店に置くワインは全て試飲して自分が飲みたいと思う手頃な価格帯のワインを取り寄せている」とも。

 スロベニアワインのほか、イタリア、フランス、オーストラリアなど各国のワインも揃えており価格は1,030円~2,300円程度で購入できる。ワイングラス(300円~)で毎日3種類の中から選べる試飲を兼ねた提供も行っている。ほかにも「リンゴジュース」「ソーダ」(200円)などソフトドリンクも用意する。

 フードメニューは「ひよこ豆のキヌアサラダ」「オリーブのマリネ」「ドライフルーツ」「ミックスナッツ」(以上300円)など。

 「肩に力を入れず、普段気軽に飲めるワインをこれからも提供していきたい。街の人に『田端のワインセラー』として認知していただければうれしい。お子さま連れのお客さまも多いので、ぜひ気軽に足を運んでいただければ」と呼び掛ける。

 営業日は金曜・土曜・日曜。営業時間は13時~19時。

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