食べる 学ぶ・知る

北区中十条で兵庫県福崎町産もち麦イベント かっぱのガジロウ紹介も

イベントの様子

イベントの様子

  • 1

  •  

 北区中十条の多世代交流カフェ「いろむすびcafe」(北区中十条4)で2月6日、「福崎町産もち麦をおいしく食べよう&福崎町の河童ガジロウとは」が開かれた。

提供されたもち麦を使ったランチプレート

[広告]

 同イベントは、兵庫県福崎町の特産物であるもち麦を使って交流人口の増加を目指す施策の一つとして、神戸国際大学経済学部教授の中村智彦さんが、同店と同町をつないで実現した取り組み。開催は今回で2回目。

 福崎町は、民俗学の父と呼ばれる柳田國男生誕の地として知られ、柳田國男が著書で「かっぱがいた」と回想している。町内には、かっぱのマスコットキャラクターで日本一の勤労かっぱ「ガジロウ」や「一つ目小僧」「アマビエ」などが座る妖怪ベンチもある。

 当日は、福崎町地域振興課の林知澄さんが、ガジロウの肌の色が赤い理由が柳田國男の著書である遠野物語の記載に基づいていることを紹介したほか、ガジロウに関するクイズを出題。その後、農林振興課の後藤有岐子さんが、同町産のもち麦と料理方法を紹介した。

 もち麦は、紀元前3000年ごろまでに西南アジアで作られ、ユーラシア大陸全土とアフリカ東北部に伝わり、日本では徳島県や高知県の山間地で少量生産されていたが、同町では昭和の初めごろから作られていたという。

 同イベントで提供したランチプレートのメニュー開発に携わった同店の渡邉麻純店長は「米1合に対して、もち麦20グラムを混ぜると、初めての人も食べやすい。プチプチの食感を食べたい人は、もち麦60グラムを混ぜるのもお勧め。ご飯に混ぜるだけではなく、ゆでたり、おかゆにしたりすることもできる。今日はスムージも出すので、そちらも体験して、家庭でもいろいろアレンジしてほしい」と話す。

 参加者に提供したメニューは、もち麦ご飯やもち麦麺のボロネーゼパスタ、チキンローストのもち麦ホワイトソースなど6品のランチプレート。もち麦を使ったスープや甘酒、麦茶なども一緒に振る舞った。

 後藤さんは「昨年、このイベントを開くまでは福崎町のもち麦を使った料理を、町外で、目の前で食べてもらう機会はなかったが、今年も大勢の方が参加してくれてうれしい。次回はガジロウに会いたいというガジロウファンや福崎町の隣町出身の『WEST.』の濱田崇裕さんのインスタグラムで福崎町が紹介されていた情報を見て来てくれた人もいて、意外な形で新しいつながりができた」と振り返る。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース